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早月工場(富山県滑川市)での再帰反射シートと次世代機能性フィルムの設備増強を決定
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早月工場(富山県滑川市)での再帰反射シートと次世代機能性フィルムの設備増強を決定
日本カーバイド工業株式会社(本社・東京都港区、代表取締役社長・杉山孝久)は、早月工場(富山県滑川市)において、再帰反射シートと次世代機能性フィルムの設備増強を決定しました。2022年下期より稼働を開始する予定です。本設備増強に伴う投資額は約35億円となります。
日本カーバイド工業は、2019年度に中期経営計画「NCI-2021」をスタートさせ、高機能樹脂、機能性フィルムを戦略分野と位置付け、さらに注力領域をセーフティ・モビリティ、成長地域をアジアと定めた成長戦略を推進しています(下図参照)。これまで、看板や電車・バスなどのラッピングに使用されるマーキングフィルム、二輪車の装飾用ステッカー、道路標識や海外のカーナンバープレートに使用される再帰反射シートなどを提供してきましたが、今回の設備増強により、新たに新規素材フィルムや次世代機能性フィルムを上市し、建材分野、家電分野、自動車分野などの新市場へ参入を目指します。
また、これまで再帰反射シートについては、中国・恩希愛(杭州)薄膜有限公司において製造してきましたが、サプライチェーンを見直し、グループ全体における生産体制の最適化を図ります。恩希愛(杭州)薄膜有限公司では、中期経営計画「NCI-2021」成長戦略の一環として、既存のフィルム事業に加え、新たに樹脂事業を展開し、今後中国での需要が拡大すると見込まれる、光学フィルム用粘着剤の製造、販売を来年度より開始してまいります。
尚、本件による当社 2020年度連結業績への影響はございません。
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日本カーバイド工業株式会社 経営企画部 広報・IRグループ
担当:剱持
電話03-5462-8224 prir@carbide.co.jp