Research and Development 研究開発

「お客様からの問いに、答えていく」。その核心となるのは研究開発部門であると、日本カーバイド工業は考えています。
コア事業を支えるコア技術に重点を置きながら研究を重ね、技術革新や技術融合を図ることで新製品開発に積極的に取り組んでいます。
掲げる理念を体現化すると共に、お客様に対し、より良い答えを導き出すために、充実の研究開発環境を備えました。

日本カーバイド工業の研究開発コンセプトは、まず「光」。輝く技術や人材の育成はもちろん、迅速な開発を可能にすること。次に「活」。常に意識を上へ向けて活発な議論を交わし、広く活動すること。そして「和」。研究者同士や工場とのコミュニケーションを大切に、培った技術を和えた新製品を開発すること。最後に「究」。技術を究めるための努力を惜しまないこと。そのすべてが融合された、当社の核となる部分に「研究開発センター」があります。

Research and Development Center 研究開発センター

日本カーバイド工業の中核を担う“頭脳”を集約

1935年に富山県魚津市で創業した日本カーバイド工業。創業80年を機に、国内4カ所の研究部門を統合して創業地近くの工場内に新築した研究施設が「研究開発センター」です。当社の“頭脳”をここに集約することで、研究効率のさらなる向上と各開発チームの連携強化を図りたいと考えました。南北約58m、東西約35mのRC造一部S造の3階建。交流空間となるアトリウムを中央に、東を研究室、西をオフィススペースに。3階からは立山連峰と富山湾が望めます。外観は大きなルーバー面を設けた意匠が目を引く、建築物としても美しい設計。この研究開発センターが中心となり、開発・製造・管理が一体となってお客様のニーズに迅速にお応えできる体制を整えるとともに、これからも地元・地域とのつながりを深め、発展にも貢献していきたいと考えています。

  • エントランスから広がるレセプションフロア。3階天井までが吹き抜けになった明るく開放感ある空間に、日本カーバイド工業の製品や技術が展示されています。

  • 最上階の北側に位置する円卓会議室。自然光がたっぷりと差し込む一面の大窓からは立山連峰が一望でき、この部屋で多くの活発なミーティングが行われています。

  • ガラス壁を採用したオープンでフラットなラボとオフィススペース。中央の空間はアトリウムになっており、研究者同士がいつでも自由にコミュニケーションを取れる場所が提供されています。

研究開発センターphoto:©株式会社エスエス/島尾望