Top Message 株主・投資家の皆さまへ

日本カーバイド工業グループは
「キラリ=One&Only」に
徹底的にこだわり
新たな価値を創出し
サステナブルな社会に貢献します

代表取締役社長 社長執行役員 CEO 杉山 孝久

当社は1935年に海軍省からの要請を受け、カーバイド由来のアセチレンからベンゾールを製造するため設立されました。当時、無尽蔵と考えられていた石灰石と石炭を原料に、北陸の豊富な水資源を利用した水力発電の電気炉で作られるカーバイドから多様な生活必需品を生み出すことにより、豊かな社会づくりへの貢献を目指しました。創業の理念にある「カーバイド工業を究極的に研究して、人類の福祉に役立てたい」という社会貢献への強い思いが、技術力を高め社会のニーズに応える原動力となりました。
当時最先端であったアセチレン誘導工業により培った「有機合成技術」を、時代や社会のニーズに応えながら3つのコア技術である「樹脂重合技術」「フィルム・シート技術」「セラミック焼成技術」へと発展させ、現在では様々な製品・サービスを提供する企業グループとなりました。創業の理念にある社会貢献への思いは、当社グループミッション「技術力で価値を創造し、より豊かな社会の発展に貢献する」へ受け継がれています。

当社グループは2022年度より中期経営計画「NCIキラリ2025」に取り組んでおります。2030年のありたい姿「サステナブルな社会に貢献する、キラリと光る企業グループ」に向けて、「キラリ」と光る価値、当社グループにしか提供できない「One&Only」に徹底的にこだわり、経済的価値と社会的価値の創出により、サステナブルな社会に貢献できる企業集団の実現を目指してまいります。

株主・投資家の皆さまには引き続き当社グループへのご理解とご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

代表取締役社長
社長執行役員 CEO
杉山 孝久