Contribution to Local Communities
地域への貢献

「せり込み蝶六」はおよそ６５０年の歴史を持つ魚津市の伝統民謡です。その激しい音頭のリズムに合わせて踊る「せり込み蝶六街流し」に毎年当社グループの社員が参加し、伝統芸能の保存と継承に貢献しています。

当社は、富山県教育員会が推進する「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」に指導ボランティアで協力しています。中学2年生が5日間、学校外での職場体験活動や福祉・ボランティア活動等に参加するものです。魚津市・滑川市の中学生を受け入れています。23年度は、魚津・早月工場の見学、研究開発センターでの講義の他、実際に粘着剤の配合や塗工の実習、メラミン食器の作成、空中映像キット作成、切り文字によるミニサイン作成等の体験学習を行いました。

当社グループでは、従業員より各家庭の中で食べきれない食品を集めて、「フードネーションうおづ」を推進する魚津市社会福祉協議会へ寄贈をしています。23年度の寄贈総点数はお米70㌔を含む209点、段ボール7箱分となりました。寄贈品は、社会福祉協議会を通じて魚津市内及び近隣の必要とされる世帯や福祉施設へ提供されます。

グループ会社のダイヤモンドエンジニアリングは、少年野球大会を冠協賛し開催しました。魚津市少年野球連盟に所属する3チームのリーグ戦で構成され、球児達の白熱した試合が行われました。

グループ会社のELECTRO-CERAMICS（THAILAND)は23年度、植樹活動を実施しました。2019年に植樹活動をスタート、その後新型コロナウイルス感染拡大の影響により中断していましたが、3年越しに2回目を実施しました。 従業員70名が参加し、同社があるバーンクラン町の協力で、中学校Banklang Municipality School の敷地内に約70本のオオゴチョウ（黄胡蝶）を植樹しました。

グループ会社のNCIインドネシアでは、地元の犠牲祭（イード・アル=アドハー）に合わせて、工場の近隣集落へ牛を1頭寄贈しました。犠牲祭では、羊や牛を贄として神様に捧げ、そのお肉を「すべての人々は平等であるべき」という思想の下、近隣集落の方々と分け合いました。

グループ会社の恩希愛は23年度、反射シートを地元の小学校の全校生徒約1,000人に寄贈しました。反射シートを使って頂き、児童の安全を守る一助になりたいと考えています。また、本来廃棄される部分の材料を利用し、産廃削減にも寄与しています。