Contribution to Local Communities
地域への貢献

当社グループでは、急な雨でも地域の皆様が安心して過ごせるよう、駅や公共施設への「置き傘」寄贈を行っています。これまで、ダイヤモンドエンジニアリング株式会社（DEC）が行ってきた活動を、2024年度から当社を含むグループ4社に拡大し、魚津駅に70本、滑川駅に50本を寄贈しました。さらに新たな取組みとして、魚津市にも傘70本と傘立て4台を寄贈し、7月1日に受領式が開催されました。傘は市内5施設に設置されています。

当社は、技術や製品に触れていただく機会を通じてものづくりの魅力を伝えることを目的に富山県立魚津工業高校 情報環境科の3年生、26名を早月工場にお迎えし、工場見学を実施しました。製造現場の案内に加え、再帰反射シートに光を当てて反射光を体験することで再帰反射の仕組みへの理解を深めていただきました。

当社グループのNCIタイでは、従業員の子どもたちの教育支援を目的に、2007年より奨学金制度を実施しており、2024年度は小中学生30名に支給しました。進呈式では講演や工場見学、製品を使ったキーホルダー作りなどを通じて、当社の歴史や技術に触れていただきました。子どもたちの学びの場となるとともに、従業員が仕事に誇りを持つきっかけにもなっています。

当社グループのエレクトロ・セラミックス・タイランド社（ECT)は、地域社会の健康増進および医療支援を目的に、8年前から年2回の献血活動を継続しています。今回はタイ赤十字社を迎え、従業員46名が参加し、約18,500cc（石油缶約1本分）の献血を実施しました。加えて、臓器移植提供の意思表示を新たに呼びかけたところ、14名が同意を表明しました。

当社グループのNCIベトナムは、近隣の中学校へ交通安全向上を目的に反射ステッカー1,000名分を寄贈しました。贈呈式では校長より、生徒への思いやりに対する感謝の意が示され、ハノイらしいデザインについても好意的な評価をいただきました。当社グループの各拠点においても、反射ステッカーの配布を積極的に行っており、地域の安全向上に広く貢献しています。

当社グループのNCインドは、2901日間にわたる無労災記録が評価されインド・ハリヤナ州労働局より「安全・健康・福祉」に優れた企業として表彰（RUNNER UP入賞）を受けました。急速な経済発展の中で労働環境への意識が高まるインドにおいて、従業員の安心・安全を重視した職場環境づくりが長期間にわたる無労災の達成に繋がりました。