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2022-12-13
お知らせ

超小型人工衛星「宇宙マグロ1号」プロジェクト 国際宇宙ステーションから放出されました

近畿大学理工学部が開発した10cm角の超小型人工衛星「宇宙マグロ1号(SpaceTuna1)」が、2022年12月2日(金)、国際宇宙ステーション(ISS)内にある日本の実験棟「きぼう」から放出されました。

「宇宙マグロ1号」は、日本カーバイド工業株が共同開発した、反射特性を最適化した再帰性反射シートを装着しています。
これにより、地上から約400㎞離れた地球周回軌道上の「宇宙マグロ1号」にレーザーを照射し、反射強度の基礎データを実測します。
このプロジェクトは、持続可能な宇宙事業開発への貢献を目指すもので、再帰性反射材によるレーザー反射の技術を応用すれば、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の回収に役立つことが期待されます。

宇宙マグロ1号(SpaceTuna1)

「宇宙マグロ1号」の宇宙への放出に際し、近畿大学でパブリックビューイングが行われました